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神奈川・東京ほか在住の20~40歳代中心のオールラウンド登山を行う山岳会です。
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よもやまクライミング(6年目)
こんにちは!今年で入会6年目になるとっしーです(え!そんなになるの!?早いですねぇ~)。
結婚⇒子供の流れですっかり不良会員になり果てていますが山に向かう気持ちは新人の頃から変わらないですよ。本当に。

入会から縦走、岩、沢、時々雪と色々触って来て、未だにどれも魅力的なのですが、
捻出出来る時間が年々少なくなって、それでも続けられたのはクライミングだけでした。
今となっては週に1度のジムと、月に1度の外岩を心の支えに週に3日家トレを継続する毎日です(書いてて泣けて来る)。
あの毎日のようにジムに通った日々があってこそだけれども、そんなやり方でもまだ細々と地力は上げられていると感じているし、取り組み方次第だなと思うわけです。
それに、やはり所帯持ちにフリークライミングは、前日準備の日帰りでも十分楽しめるという計画のコンパクトさが大変に魅力的なポイントでしょう。

さて、クライミングの面白さってなんなんでしょうね。
縦走でも、岩でも、山には違いないし、私はこれらの面白さの本質というのは「思い通りに行きたい場所に行く事」でしかないと思います。
望み通りに思い描いて、その通りに達成する、理想に自分を近付ける過程に面白さがあると思うわけです。
そうならば、思い描く道程は困難であればあるほど達成した時の喜びが大きくなるのは自明です。
山の志向が違っても、およそ山ヤの行動原理はこうじゃないでしょうか。
我々は何の生産性も無い無駄に価値を見い出している。
別に山じゃなくてもいいけど、これが出来るか出来ないかが人生が面白くなるかどうかの分かれ目なんじゃないかと、そんな事を日々沸々と思いながら体幹トレに勤しんでいます。

▼瑞牆山 バケモノ屋敷~煙突チムニー
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クライミング自体は入会初年度からずっと続けていたけれども、私も近年の大抵のクライマーがそうであるように、
「インドアジム ⇒ 外岩(フェイスのボルトルート)」の入口を通りました。
そこからアルパイントレーニング「ゲレンデでのNP(ナチュラルプロテクション)、マルチピッチ、セルフレスキューのトレ」を経て、
アルパインの本チャン少々かじって、後はフリーに専心という感じ。

▼太刀岡山 左岩稜
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そして最近傾倒しているのはトラッドクライミング。
所謂NPが基本となる「トラディショナル・クライミング」のこと(厳密な定義はここでは割愛)で、クラックに挟まるのがすこぶる楽しい。

▼高知 大堂海岸
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▼瑞牆山 オリジナル
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クラックもフィジカルが必要ではありますが、フェイスに比べると技術とメンタルが物を言う瞬間が多いと感じます。
岩とプロテクションと骨格のパズルの戦略性、ジリジリと消耗するワイドムーブとランナウト時のピリピリと痺れるような精神性。これが面白い!
毎度新しいルートを触る度に発見と成長があり、何年やってもクライミングという遊びの懐の深さに驚かされます。

▼瑞牆山 アストロドーム
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▼小川山レイバック
よもやまクライミング(6年目)_b0133032_03402087.jpg
カモの会には、真当に山に登る仲間達を横目に、
30mも無い低い岩壁に血道を上げる  変態  先輩達がいます。
(全体の会員数から言うとそこに全力を傾けている人の割合は少ないです)
ごくたま~に、よくよく考えると趣味にしては熱量おかしいんじゃないかと思う時もありますが、それは山全般に言える事ですよね。
きっとここまで読んだあなたもジャムって流血した指先の痛みがだんだん気持ちよくなって来るはず。
(もちろん、クライミング後の酒の美味さとか、焚火を囲む楽しさとかもやめられないポイントなのですが)

やればやるほど、自分などは凡才だなぁと思い知りながら、それでもどこまで出来るか試したい欲求は尽きないのでした。
全力で敵うかどうか分からない挑戦が出来るって幾つになっても良い物ですよね。
一つの山に向かう形として、これからもクライミングと向き合っていきたいなぁと思った6年目の始まり始まり。

▼高知 大堂海岸 ビッグウェーブ 
よもやまクライミング(6年目)_b0133032_01255225.jpg

by kamoblog | 2019-07-02 04:06 | カモな日々
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