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ytadoです。 私の念願であった屋久島の沢へGWに行ってきたので遅らせながら報告します。屋久島の自然の凄さに魅了され、始めた登山。 10年以上経ち、そのスキルや判断力などが徐々についたので人の企画ではなく、自らの企画で憧れの地の初バリエーションルートへトライしたいという思いがついに実りました。 メンバーは、バリェーションルートへ行けるように指導してくれた山岳会へ恩返しがしたいという思いから、将来バリェーションでSL、CLをやりたいという自主性が高い新しいメンバーを山岳会MLで募集。 その間、その新メンバーへ最低限の安全確保をしてもらうべきロープワーク練習や 沢トレを企画し、同期のメンバーのトレにおいてのフォローもあったので初期設定ルートから変更無しで挑む事が実現となりました。 ■5/1 前日に屋久島へ入り食料を2泊3日分買い込み、観光 ■5/2 6時20分 タクシーにて安房発。 GW中で予約困難、この時間しか予約できなかった。 ・ルート情報 屋久杉ランド 津橋より入渓 いきなりダイナミックな岩地形になる。 そこそこ水流も強いので安易に沢遊びとしては厳しい感じ。 しばらくすると巨石帯になる。 ルートファインディングが重要でボルダリング経験がある程度 無いと歩くのすらままならない。 女性陣は非常に辛そうだった。 ![]() そして、F1?幅広く長いゴルジュ、左岸、右岸両方小さく巻ける。 滝も左岸側から突破可能だが、泳いで取り付く必要あり。 ![]() その後、沢幅が広くなり水深が深いエリアとなる。 泳ぎ突破が早いエリアが続きまた、巨石帯になる。 こういった水量がある場所と巨石帯が交互に兎に角続く。 ルートコースタイムより重い装備の影響か?大幅に遅れを取る。 そして、紀元杉ヨコあたりで楽に撤退出来る最終地点を確認。 ここらへんのペースを上げる為のアドバイスや撤退の考えでトラブルあり。 CLとして言い方がきつかったか?反省。 しかしながら、この撤退ポイントが現実となる。 1325mピーク横の1230mあたりのF2突破でロープを出すもルート検討や 引き上げに時間を大幅にとってしまい、その先にゴルジュが見えた時点で 時間的なリスクから撤退を判断。 F2から懸垂下降でおりて右岸の枝沢から道路を目指す。 この枝沢、登攀が必要な滝がしばらくすると連続で出てくる。 これを左から巻く、その後小ピークを目指して歩きやすいルートを 選びピークから道路方面へコンパスを合わせ歩いた。 この撤退ルートは楽に道路まで詰める事ができた。 その後、舗装路から淀川登山口を経由し淀川小屋へ。 ここでビックリ、信じられないほどの人、人、人… 小屋に入れなかった事を想定して持ってきたテントが行きなり 活躍することとなる。その張る場所選定すらテントが多すぎて ままならなかった。 ■5/3 ・ルート判断 朝から雨、天気予報は午後から本降り。 当初の予定では淀川から石塚小屋までを行くプランだが… 問題が ・行動スピード →本降り前に沢を出たいがその行動スピードがこのチームには無い ・3日目天候 →崩れる予報、入渓は考えられない。 無難に宮之浦岳からの縦走を提案、メンバー意見が割れてしまい 朝からメンバーメンタルも雨か… 個人としても一番みたかった沢、諦めきれず再度思案。 初日の反省を冷静に分析した結果、行動スピード遅れの要因である 荷物を減らし行動すれば?と考え、淀川小屋に泊まり装備をデポし 日帰り装備アタックに変更。 →淀川小屋~淀川中俣~高盤岳~花之河~淀川小屋 のプランへ。 撤退条件やルートをSLと確認しリスク認識を合せ同意が得られたので 急遽のプランになる。 ・淀川小屋~右俣 まさに日本庭園の美が詰まったエリア。 流水地形は美しく、砂は白い、丸い岩が点在し美しい苔が覆う。 沢の水は透明から水深が深いとエメラルドグリーン。 巨木の流木がそれにアクセントを加える。 昨日のルートより森と沢の距離が近く森も映える。 日本庭園はこの屋久島の沢を見本としたのでは?と本気で思える光景。 ![]() ![]() 通常の登山道付近の自然環境が如何に傷んでしまっているかが残念ながらわかってしまった。 ルートも歩きやすく、所々に巨石は出るも、少量。 ・右俣~中俣~登山道 右俣分岐前にゴルジュあり、滑りやすいので注意。 巻き道があり、けっこう鮮明にある。 右俣分岐に状態が良い巨大屋久杉あり。(1410m付近) ここからは森の存在感が強い沢となる、左右に巨大な杉が出て 異形の木々が出迎える。 一同、感動の声が出るほど。 ![]() ここから枝沢がわかりにくいので注意、コンパスでも角度が判断しずらい 中俣の入口も意見がメンバー間で割れ、結局GPSで最終判断となった。 (ズルだが雨にやられるよりは良いとの理由) 中俣はチョックストーン越えや小滝があり結構面白い。 林道へもっとも近いツメを狙う為に1490m付近からの左沢へ入るつもりが 一つ前の左沢に入ってしまい、林道までのツメが長くなってしまった。 短くツメられるつもりだったので結構不安だったがyuumaとアーマーの フォローが心強かった。 一度1574mのピークを抜けて行くルート取りとなり無事に林道へ抜けた。 ここで沢は終わり、かなり早いスピードで抜けられた。 その後はおまけの高盤岳へ、花之河へ向かう途中のコルから藪こぎ で山頂へと予想していたが、コルへ行ってみるとはっきりとした踏み跡 がある。 トーフ岩へは簡単に行ける。 その後、トーフ岩登攀を試みるも予想以上の大きさと登攀道具不足もあり 結局一番小さい岩へ登るだけとなった。 その後は花之河経由で淀川小屋まで。 この頃には雨がかなり強く、登山道というより沢に近い感じになっていた。 体温の冷えに各自配慮しながらの行動となった。 淀川小屋に到着時には、テント泊は雨が強く厳しいと考え小屋に入る判断とする。 ■5/4 ・ルート判断 当初、屋久杉ランドまで登山道を歩いて帰るだけの予定だったが朝起きたら 絶好の好天。 もったいなさすぎるので1日目の空白地帯を埋めるべく、淀川と荒川の分岐まで 沢下降する事とする。 ・淀川小屋~荒川合流 初日と二日目を足して2で割った感じ? 所々、アトラクション的要素あり。 メンバーはこの日が一番テンションが高く沢を楽しんでいた。 晴れていたので泳いでも直ぐ温まり快適だった。 ![]() ![]() ・淀川荒川合流~道路 アーマーさんにルーファイをしてもらった。 むいている?問題なく道路までツメられた。 結局は、大切な何かを広めたいと企画したが 自分が色々と力不足を学ぶ自分成長企画となってまった。 なんだかんだでCLとしての経験不足を自覚した山行だった。 また、来年、この屋久島へこのメンバーの誰かとこれたら嬉しいな! ![]()
by kamoblog
| 2015-06-29 23:12
| 山行
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