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神奈川・東京ほか在住の20~40歳代中心のオールラウンド登山を行う山岳会です。
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北岳バットレス
ytadoです。
シルバーウィークの報告をします。

21日
出張連発後の時間が無い中での出発であった。
体調は勿論、微妙。
久々の山に入れるというモチベーションで
なんとか体が動く。
ほぼ始発の電車を乗り継ぎ、混雑する特急で甲府へ、そこからバスで広河原へ。
ここから明日の取り付きを確認へ行く。
二俣に荷物をデポしc沢、d沢の位置確認、その後取付まであるという踏み跡を確認へ。
水があるというc沢は直ぐわかり、踏み跡がわからぬまま、d沢をつめて行くが結構容易に取り付き付近まで行けてしまった。
下山時に踏み跡を発見し辿りながら戻る。
その後、白根御池小屋のテント場へ。途中まさかのバテ…
空身で下山バテなんて過去あったろうか、、、
出張疲れがこんな形で出るなんて明日が心配。

22日
朝1時45分起床。
出張連発の煽りで直前にコンビニでかった食事。マズイ…
2時45分出発。混雑を避ける為の早朝出張。
微妙に寒い、Tシャツにキャプリーン2、R1フーディと
結構な厚着で行動。
昨日確認したc沢、d沢からの踏み跡を辿り取り付きに。
作戦通り、まだ他のグループは無し。
夜明けまで1時間はある。ダウンを着ても寒く感じる
為にツェルトを2人でかぶりしのぐが…私のツェルトが
兎に角腐い、正露丸と焚き火匂いが心地悪い、緊急ビバーク
でもないかぎり、私のツェルトは使用を絶対しないと心に誓う。

夜明け後、下部岩場を5尾根経由で抜ける。
これが2.5ピッチくらい?
このくらいの時間には夜明けに染まる紅葉したての木々が美しかった。
北岳バットレス_b0133032_19161677.jpg
そこからバンドトラバースでもロープを使う。
ようやく、4尾根下部への取付へ。

1P(KGリード)
実質3P目。
出だし悪く右から巻き気味に木登りクライミング。
15m程で終了。

2P ワルリード
4尾根核心の一つとの事前情報。
出だし、クラックまでに1ピンあるのみでクラック抜けるまで
残置無し。カムをキメられないと厳しいピッチ。
クラックは3段あり切れ目ごとに足はよい。
2段目がちょっと厳しい、1段目で使った1番サイズがここも
あると良かったのだが…0.75でキマる場所を探す内、奥に入りすぎ回収出来なくなる、ア…って感じ。
しょうがなく、ちょっと高い位置に大き目の割れ目に2番がキマったので、ロープ掛け替えて0.75回収を頑張り回収。
これがバットレスの核心だったかも。

その後、3~5Pを刻み下部岩壁を突破。
全体的にピン位置が微妙でルートがわかりにくく気持ち良くは
なかった。

いよいよ、4尾根上部。
あ~ここまで何か長かったな。と感じた。

上部は景観が良く、気持ち良いルートばかり。

6Pワルリード
ここも、事前情報だと悪いとの事だったけど
クラックに足がバチ効き、残置もあるので
比較的楽。クラック内はスベスベだけど中にカチがあるので苦労はない。
その後はスラブ。
北岳バットレス_b0133032_19135294.jpg
7~9P
ここらもスラブ?
あまりランナーを取らずでも不安に感じない
程度の岩。

10P ワルリード
出だしマジか?と思うほど手がかりが見えないが近くで見ると微妙な凹凸が。細かいがある程度数があり、ピンもあるので不安はない。
その後の懸垂ポイントまで。

11P KGリード
ここも細かく、あれ?って感じのルート。
しかし、フリクションで十分登れる傾斜で
ルーファイをミスらなければ簡単。

12P ワルリード
崩壊箇所をトラバースするルート。
難しくはないが高度感あり。
北岳バットレス_b0133032_19124086.jpg
13P KGリード
見た目より悪い、手がかりがわかりにくい
残置豊富なので、ピンをとりチムニー登りをした方が楽かも。
私はフォローだったので早々に背中を使い突破。
いや~下部岩壁からトータル15P?
めっちゃ疲れた。
4尾根上部は気持ちいいルートだったけど
この疲れ具合的に4尾根下部は次行くなら登らないかな…
山頂にてKGさんと来年度は下部フランケ〜Dガリー奥壁へ多分?行く事を誓いあいました。
北岳バットレス_b0133032_19130783.jpg

by kamoblog | 2015-10-03 19:06 | 山行
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