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雷鳥@会長です。 今年は、本当に、本当に、本当に、週末を狙った様に天気が悪いですね(´・ω・`)。 秋山、特に標高の高い山に行く時は、防風・防寒に気をつけなければなりません。春山と秋山は、好天なら夏山ですが、悪天だと冬山と同様の寒気になります。春山は冬の続きなので、防寒装備も皆それなりですが、秋山の場合、下界では夏服という状態も多く、どうしても防寒がおざなりになってしまいがちです。しかし、そこが怖いところ。 上の画像は、2006年10月8日、甲斐駒ヶ岳を小松峰付近から写したものです。台風から変わった低気圧により西高東低の冬型の気圧配置になり、北アルプスでは遭難が相次ぎ、甲斐駒でも山頂付近が霜とベルグラで凍り付きました。尾根の右、東側は夏山の続きの秋山。左の西側は冬山の始まりの秋山と言えるでしょう。季節の変わり目は、天候の読みが難しいものです。 前回、疲れにくい歩き方として、バランスハイキングなる技術を紹介しました。今回はその続きで、段差と下りについて書きます。 登山道は岩や木の根の段差がとても多く、人工の階段もあちこちにあります。恐らく坂道よりも段差の方が多いでしょう。では、少しでも疲れにくい様に段差を登るポイントは何かというと、自分の身体を「押し上げる」感覚です。例えば、段差の上に足を置いただけの状態から身体を上げようとすると、上に置いた足の、主にふくらはぎの筋肉で自分を「引き上げる」形になり、しかも後ろ足で蹴らなくては上がれません。それはやはり疲れる要素となります。 ここでも、いわゆるバランスハイキングで登ります。段差に上げた足の上に、できるだけ自分の重心を移動します。これは静加重ですね。そして、上げた足で体を押し上げる感覚で立ち込みます。すなわち、軸足で立つということ。登り切った時に軸足の上に立てていれば、そのまま静移動で更に足を上げることができるのです。段差に上げた足に静荷重するコツは、体を前のめりにする感じ。段差があれば前のめり。段差が大きければより深く前のめり。人生前のめりです。 さて、下り。実はこれが難しい。今いる位置より下に体を下ろさなければならず、大腿筋に負担がかかり続けます。加えてバランスを崩しやすく、実際転倒事故や滑落事故は、下りの時に多く発生しています。特に段差の下りは、どうしても落ちる様な降り方になりがちで、それをずっと繰り返すと、膝の痛みや故障につながりかねません。 下りもバランスハイキングが理想です。この場合はまず軸足となる後ろ足をかがめて前足を出したい所ですが、なかなか難しい。特にももの筋肉が強くない初心者にはつらいところ。そこで登場するアイテムがストックです。大きい段差で先にストックを突いてから降りれば、膝の負担をかなり軽減できるなど、バランスハイキングの手助けになってくれます。ストックは使い方が難しいとか、岩場では邪魔になるとか、賛否両論あるのも事実ですが、まだ山慣れていない初心者は、積極的に使って損はないと思います。 いずれにしても、少しでも疲れにくい降り方をしたいなら、落ちるような降り方は避けるべき。バランスハイキングの原則にのっとり、小股で、走らない事も大事です。しかし、ここでもまた出てくるのが、「経験者」に連れていってもらった人からの文句?です。曰く、下りで先頭がどんどん走り降りて行くので、自分も走らなければならず、下山後ももや膝が痛くなってしまったという話は本当によく聞きます。 雷雲がゴロゴロ言いながら近づいて来たとか、次のバスに間に合えば、バス停で2時間待たずに済むとか、まっとうな理由があれば自分だって急ぎます。しかし、下りは引力に従うので足が早く出る→下りは走るのが普通になる。という連鎖で、少なく無い人が、どんな場合でも、例え初心者を連れていても、何も考えずに走り降りてしまうのも事実です。 もも:大腿筋の筋肉痛なら、回復する時より強い筋肉に超回復するのでまだ良いですが、膝の痛みは故障の元です。初心者がいてもお構いなしに走り降りる「経験者」は、自分の膝が山に慣れていても、初心者はそうとは限らないとは考えないのでしょうか?他人を連れて行く場合は、自分以外のメンバーの体力や経験を考慮しなくてはなりません。 下りに走る事に関しては様々な意見もあるので、これはあくまで雷鳥個人の考えですが、自分は下りは走りません。むしろ下りこそ的確なスピードで、的確な時間で休憩を取るべきであると考えます。それこそが、長く登山を続ける秘訣だと思うのです。
by kamoblog
| 2017-10-22 02:18
| カモな日々
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