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タイトルに誤りがあります。この文章は「雷鳥日記7」でした。お詫びして訂正致します。 いよいよカモの会新入会員募集が開始されました。カモに興味のある皆さんは登録しましたか?(耳を澄ませる)( ̄▽ ̄) 一方カモでは雪上訓練などが始まっています。冬山はまず訓練をして、経験者と共にステップアップする事が肝要と前にも書きました。一方、いわゆる低山では、軽アイゼンとストックだけで行ける山も多く、本格的な冬山を目指さなくても雪山を楽しむ事が可能です。 しかし、またしかしと書きますが、標高1000m前後の低山でも、降雪で道が判らなくなったり、開けた稜線では強い寒風にさらされる場合だってあります。山の冬と都会の冬では「質」が違う事を考慮すべきなのです。 これまで経験者が初心者を連れ回す場合の問題点について書いてきました。時々は命に関わるとも書きましたが、無雪期ではそんな大げさな、と言われかねない事も、冬山では例え低山ハイクでも十分あり得る事だと、連れて行く人も連れて行ってもらう人も自覚しておく事が大事です。 登山者への戒めとして言われる言葉の一つに、 「山に登る時は、本人の持っている力の3分の1を登りに使い、もう3分の1を下りに使い、残りの3分の1は取っておくように」というものがあります。もちろん具体的な割合ではなく、要は体力に余裕を持った山行をしよう、という意味です。 ここで考えてみて下さい。この3つの3分の1を合わせると、ちょうど円になります。円グラフですね。その円グラフの面積が、それぞれの人の体力あるいはエネルギーと言えるでしょう。そして、それは登山をする人みんなが同じという事は絶対に無いのです。 体力のある経験者の円グラフは、一抱えもある大きさかもしれません。一方、今まで山に登った事のない初心者の円グラフは、手の平サイズかもしれません。経験者よりもかなり小さいと考えるのが普通です。 もし「経験者」が初心者の体力を考慮せず、自分のペースで歩き、初心者がどんどん疲れてしまったら、例えば経験者が登りに使う3分の1を使い終わる頃には、初心者は3分の2まで使ってしまっているかも知れません。そういった状況で、思わぬ積雪で道を失って彷徨う事になったり、開けた稜線で強い寒風にさらされ続けたりした場合、更に全員の体力は奪われて行きます。そして経験者も最後の3分の1のエネルギーに手を付ける事になってしまう頃には、初心者はもう全てのエネルギーを使い果たしている可能性も十分にあるのです。 いわゆる気象遭難のニュースやドキュメントで、弱い人から倒れていくのは、こういう原因だと思うのです。以前の雷鳥日記4で書いた様に、連れて行ってもらう人はその立場上、疲れたとかゆっくり歩いて欲しいとかは言いづらいものですが、冬山では低山ハイクでも疲れ過ぎは真面目に命に関わる事態と言えるので、疲れる前にきちんと連れて行く人に申請すべきだし、連れて行く人も自分ではなく、一番弱い人の体力を考慮して行動する事が、悲しい遭難事件を起こさない為の対処法だと思うのです。
by kamoblog
| 2017-12-10 20:39
| カモな日々
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