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明けましておめでとう御座います。雷鳥@会長です。 本年も事故の無い様、安全登山を心がけましょう。 そしてタイトルに誤りがあります。この文章は「雷鳥日記8」でした。お詫びして訂正致します。 自分は年末に新人と天狗岳に登り、これから先も雪山登山やアイスクライミングなど、冬山の予定がいっぱいです( ̄▽ ̄)。もちろん、新人を連れて行く以上、まだ冬山に慣れていない事を充分考慮しながら行動しなければなりません。無雪期もですが、冬山は特に、ヤバくなってから帰ろうとするのでは遅く、ヤバくなる前にそれを察知して帰るくらいの用心深さが必要なのです。 無雪期・積雪期を問わず、山行中はリーダーがトップになる場合もありますが、危険の無い所では、経験者に勉強を兼ねてトップを委ね、リーダーは最後尾から全体を見る場合もあります。しかし、慣れていない経験者にトップをやってもらうと、やっぱりどんどん歩きが早くなってしまいますね。もちろん良い事では無いけれど、仕方無い部分もあるのです。 これまでの雷鳥日記では、さんざん自称経験者が初心者を顧みないと愚痴ってきましたが、実は「顧みる事ができない」という場合も多々あるのです。かつて、そんな精神状態にあったのは、私。そうあの頃のワタシ。 カモの会に関わる以前、自分は塾的な登山学校で勉強していました。時々は、同じ系列の、妙齢の方々の山行をお手伝いする機会もあり、そんな時、トップを任される事もあるのですが、必ずといって良い程だんだん早足になってしまい、後のリーダー講師から「もっとゆっくり歩いて!」と注意され、休憩時間に息を切らせているメンバーがいれば、「ほら走るからバテちゃったじゃないか!」と叱られたものです。 自分は決して足の速さを披露しようとした訳ではありません。ではなぜ早足になってしまったかというと、「怖かった」からなのです。これは経験してみれば分かりますが、先頭を歩く事に慣れていない人がトップになり、後からぞろぞろメンバーが付いてくると、だんだん『自分は遅いと思われているのではなかろうか』という疑念が頭をもたげて来て、やがてとても大きなプレッシャーになってしまうのです。 特に二番目に付いてもらう比較的遅い(弱い)人が、周りに迷惑を掛けまいとぴったり付いて来たりしたら、それはもう怖い怖い( ̄▽ ̄;)。それでつい足が早くなってしまうと、また二番目の人がぴったり付いてくる。やがてかけっこの状態になり、ついには弱い人がバテてしまうという悪循環に陥るのです。無雪期ならまだ笑い話で済むかも知れませんが、冬山でそれをやってしまうと、パーティー全体に危険が及びかねないので洒落になりません。 結局、自分が自分のペースを会得し、今の「走らない登山を標榜する」雷鳥さんになるまでには数年を要しました。だから、連れて行ってくれている経験者の足が早いと思ったら、遠慮無く「もう少しゆっくりお願いします。」と言ってみましょう。もしかしたらその人も、自分が遅いと思われたくないプレッシャーで早足になっているのかも知れません。そしてもしかしたらその一言が、その経験者を救い、成長させるきっかけになる場合もあると、あったら良いなと、思うのです。
by kamoblog
| 2018-01-01 16:07
| カモな日々
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