神奈川・東京ほか在住の20~40歳代中心のオールラウンド登山を行う山岳会です。
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カテゴリ:カモな日々( 32 )
雷鳥日記8〜トップはつらいよ?〜
 明けましておめでとう御座います。雷鳥@会長です。
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本年も事故の無い様、安全登山を心がけましょう。
そしてタイトルに誤りがあります。この文章は「雷鳥日記8」でした。お詫びして訂正致します。

 自分は年末に新人と天狗岳に登り、これから先も雪山登山やアイスクライミングなど、冬山の予定がいっぱいです( ̄▽ ̄)。もちろん、新人を連れて行く以上、まだ冬山に慣れていない事を充分考慮しながら行動しなければなりません。無雪期もですが、冬山は特に、ヤバくなってから帰ろうとするのでは遅く、ヤバくなる前にそれを察知して帰るくらいの用心深さが必要なのです。

 無雪期・積雪期を問わず、山行中はリーダーがトップになる場合もありますが、危険の無い所では、経験者に勉強を兼ねてトップを委ね、リーダーは最後尾から全体を見る場合もあります。しかし、慣れていない経験者にトップをやってもらうと、やっぱりどんどん歩きが早くなってしまいますね。もちろん良い事では無いけれど、仕方無い部分もあるのです。

 これまでの雷鳥日記では、さんざん自称経験者が初心者を顧みないと愚痴ってきましたが、実は「顧みる事ができない」という場合も多々あるのです。かつて、そんな精神状態にあったのは、私。そうあの頃のワタシ。

 カモの会に関わる以前、自分は塾的な登山学校で勉強していました。時々は、同じ系列の、妙齢の方々の山行をお手伝いする機会もあり、そんな時、トップを任される事もあるのですが、必ずといって良い程だんだん早足になってしまい、後のリーダー講師から「もっとゆっくり歩いて!」と注意され、休憩時間に息を切らせているメンバーがいれば、「ほら走るからバテちゃったじゃないか!」と叱られたものです。

 自分は決して足の速さを披露しようとした訳ではありません。ではなぜ早足になってしまったかというと、「怖かった」からなのです。これは経験してみれば分かりますが、先頭を歩く事に慣れていない人がトップになり、後からぞろぞろメンバーが付いてくると、だんだん『自分は遅いと思われているのではなかろうか』という疑念が頭をもたげて来て、やがてとても大きなプレッシャーになってしまうのです。

 特に二番目に付いてもらう比較的遅い(弱い)人が、周りに迷惑を掛けまいとぴったり付いて来たりしたら、それはもう怖い怖い( ̄▽ ̄;)。それでつい足が早くなってしまうと、また二番目の人がぴったり付いてくる。やがてかけっこの状態になり、ついには弱い人がバテてしまうという悪循環に陥るのです。無雪期ならまだ笑い話で済むかも知れませんが、冬山でそれをやってしまうと、パーティー全体に危険が及びかねないので洒落になりません。

 結局、自分が自分のペースを会得し、今の「走らない登山を標榜する」雷鳥さんになるまでには数年を要しました。だから、連れて行ってくれている経験者の足が早いと思ったら、遠慮無く「もう少しゆっくりお願いします。」と言ってみましょう。もしかしたらその人も、自分が遅いと思われたくないプレッシャーで早足になっているのかも知れません。そしてもしかしたらその一言が、その経験者を救い、成長させるきっかけになる場合もあると、あったら良いなと、思うのです。

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by kamoblog | 2018-01-01 16:07 | カモな日々 | Trackback | Comments(0)
雷鳥日記7〜体力の大きさ〜
 雷鳥@会長です。
タイトルに誤りがあります。この文章は「雷鳥日記7」でした。お詫びして訂正致します。

 いよいよカモの会新入会員募集が開始されました。カモに興味のある皆さんは登録しましたか?(耳を澄ませる)( ̄▽ ̄)

 一方カモでは雪上訓練などが始まっています。冬山はまず訓練をして、経験者と共にステップアップする事が肝要と前にも書きました。一方、いわゆる低山では、軽アイゼンとストックだけで行ける山も多く、本格的な冬山を目指さなくても雪山を楽しむ事が可能です。

 しかし、またしかしと書きますが、標高1000m前後の低山でも、降雪で道が判らなくなったり、開けた稜線では強い寒風にさらされる場合だってあります。山の冬と都会の冬では「質」が違う事を考慮すべきなのです。

 これまで経験者が初心者を連れ回す場合の問題点について書いてきました。時々は命に関わるとも書きましたが、無雪期ではそんな大げさな、と言われかねない事も、冬山では例え低山ハイクでも十分あり得る事だと、連れて行く人も連れて行ってもらう人も自覚しておく事が大事です。

 登山者への戒めとして言われる言葉の一つに、
「山に登る時は、本人の持っている力の3分の1を登りに使い、もう3分の1を下りに使い、残りの3分の1は取っておくように」というものがあります。もちろん具体的な割合ではなく、要は体力に余裕を持った山行をしよう、という意味です。

 ここで考えてみて下さい。この3つの3分の1を合わせると、ちょうど円になります。円グラフですね。その円グラフの面積が、それぞれの人の体力あるいはエネルギーと言えるでしょう。そして、それは登山をする人みんなが同じという事は絶対に無いのです。

 体力のある経験者の円グラフは、一抱えもある大きさかもしれません。一方、今まで山に登った事のない初心者の円グラフは、手の平サイズかもしれません。経験者よりもかなり小さいと考えるのが普通です。

 もし「経験者」が初心者の体力を考慮せず、自分のペースで歩き、初心者がどんどん疲れてしまったら、例えば経験者が登りに使う3分の1を使い終わる頃には、初心者は3分の2まで使ってしまっているかも知れません。そういった状況で、思わぬ積雪で道を失って彷徨う事になったり、開けた稜線で強い寒風にさらされ続けたりした場合、更に全員の体力は奪われて行きます。そして経験者も最後の3分の1のエネルギーに手を付ける事になってしまう頃には、初心者はもう全てのエネルギーを使い果たしている可能性も十分にあるのです。

 いわゆる気象遭難のニュースやドキュメントで、弱い人から倒れていくのは、こういう原因だと思うのです。以前の雷鳥日記4で書いた様に、連れて行ってもらう人はその立場上、疲れたとかゆっくり歩いて欲しいとかは言いづらいものですが、冬山では低山ハイクでも疲れ過ぎは真面目に命に関わる事態と言えるので、疲れる前にきちんと連れて行く人に申請すべきだし、連れて行く人も自分ではなく、一番弱い人の体力を考慮して行動する事が、悲しい遭難事件を起こさない為の対処法だと思うのです。
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by kamoblog | 2017-12-10 20:39 | カモな日々 | Trackback | Comments(0)
雷鳥日記6〜エアリアタイムの功罪〜
 会長@雷鳥です。

 秋も深まり、冬が近づいてきました。カモの会では、冬山に備えてボッカ訓練やアイゼン登攀訓練の計画が少しずつ増えてきています。
 冬山は、無雪期に比べて条件が厳しく、いきなり体力や技術の無い初心者が行くと命に関わる場合もあるので、やはり山岳会の様な団体に参加し、しっかりした経験者の元で、雪上訓練やアイゼントレなどの訓練をした上で臨む事が重要なのです。

 しかし、登山経験者というだけで全て言うとおりに従うのも場合によっては考え物。これまでも、「経験者」に連れて行ってもらったものの、やたら急ぐので疲れてしまった。という初心者の話を書きました。

 先頭の人がどんどん先に行ってしまう原因の一つに、「エアリアタイム」への執着が考えられます。エアリアタイムとは、エアリアマップに記載されている登山道のコースタイムの事で、本来山行計画を立てる上での「目安」のはずなのですが、それを「制限時間」と思い込んでしまっている人も多く、ポイント間が1時間と書かれていると、そこを1時間以内に通過しなければならないかの様に急いでしまい、それに初心者が巻き込まれるというパターンが結構あるのです。

 もちろんエアリアタイムを否定するわけではありません。コースタイムが10時間を超える様なロングルートだと、エアリアタイム通りかそれ以上に歩けなければならないし、アルパインクライミングなどのバリエーションルートは、その場にいること自体が危険行為となるので、スピード=安全という原則で行動する必要があります。そして、その為の訓練山行ならば、エアリアタイムを遵守する行動となるでしょう。

 しかし、初心者を連れたせいぜい4〜5時間のハイキングなのに、雷鳥日記5で書いた下りの時と同じで、明確な理由も無く、いつもそうだからと同行者の体力も考えずに急いでしまうと、せっかく登山に興味を持って楽しみにしてきたのに、引っ張り回されてへとへとになってしまった初心者は、山から遠ざかってしまいます。それはその人にとっても、登山界にとっても不幸な事。

 経験者の良し悪しは、初心者への配慮も一つの指標となります。急ぐべき登山なのか、急がなくても良い登山なのか、TPOで行動内容を変えられる柔軟性も、人を連れていくには必要です。

 自分は、5〜6時間のコースタイムでまともな時間に下山できるなら、エアリアタイムより2〜30分遅くなっても気にせず、むしろゆっくり楽しめたと考える方です。また、例えば6時間の登山で20分遅くなる事が分かっている初心者と山に行く場合は、もし前夜がテント泊なら、いつもより20分早く寝て、20分早く起きて、20分早く出発すれば万事OK。あるいは最初から6時間20分のコースとして計画しても良い。と考えます。それが目安としてのエアリアタイムの使い方だと思うのです。
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by kamoblog | 2017-11-20 00:46 | カモな日々 | Trackback | Comments(0)
雨の週末が続きましたね

前週も台風、今週も台風。

山行は勿論中止となりまして、2週連続ジムで過ごす事になりました。
前の週にやり残した課題を回収して帰宅することが出来たので、良かったです。

あのルートも触りたい、このルートも触って帰る!と色々食い散らかし気味なので、
また雨の週末になったら、もしくは、土日山行の予定が無い時にでも、ふらりと行きたいと思います。

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写真は某NH◯の登山番組で全国デビュー(2秒間写った?)を果たした同期Kさん、奮闘中。凄く粘り強くトライしていました。この日、同期トミーちゃんはグレード更新!格好イイ♪


さー今度の週末こそ、晴れるといいな!
皆思い思いの場所を登りに行けるといいねー!
 
連休は沢とか岩とかの予定なので、降らないことを祈るninoude333でした。
 
 


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by kamoblog | 2017-10-30 15:36 | カモな日々 | Trackback | Comments(0)
雷鳥日記5〜段差と下り〜
 雷鳥@会長です。
今年は、本当に、本当に、本当に、週末を狙った様に天気が悪いですね(´・ω・`)。

 秋山、特に標高の高い山に行く時は、防風・防寒に気をつけなければなりません。春山と秋山は、好天なら夏山ですが、悪天だと冬山と同様の寒気になります。春山は冬の続きなので、防寒装備も皆それなりですが、秋山の場合、下界では夏服という状態も多く、どうしても防寒がおざなりになってしまいがちです。しかし、そこが怖いところ。
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 上の画像は、2006年10月8日、甲斐駒ヶ岳を小松峰付近から写したものです。台風から変わった低気圧により西高東低の冬型の気圧配置になり、北アルプスでは遭難が相次ぎ、甲斐駒でも山頂付近が霜とベルグラで凍り付きました。尾根の右、東側は夏山の続きの秋山。左の西側は冬山の始まりの秋山と言えるでしょう。季節の変わり目は、天候の読みが難しいものです。


 前回、疲れにくい歩き方として、バランスハイキングなる技術を紹介しました。今回はその続きで、段差と下りについて書きます。

 登山道は岩や木の根の段差がとても多く、人工の階段もあちこちにあります。恐らく坂道よりも段差の方が多いでしょう。では、少しでも疲れにくい様に段差を登るポイントは何かというと、自分の身体を「押し上げる」感覚です。例えば、段差の上に足を置いただけの状態から身体を上げようとすると、上に置いた足の、主にふくらはぎの筋肉で自分を「引き上げる」形になり、しかも後ろ足で蹴らなくては上がれません。それはやはり疲れる要素となります。

 ここでも、いわゆるバランスハイキングで登ります。段差に上げた足の上に、できるだけ自分の重心を移動します。これは静加重ですね。そして、上げた足で体を押し上げる感覚で立ち込みます。すなわち、軸足で立つということ。登り切った時に軸足の上に立てていれば、そのまま静移動で更に足を上げることができるのです。段差に上げた足に静荷重するコツは、体を前のめりにする感じ。段差があれば前のめり。段差が大きければより深く前のめり。人生前のめりです。

 さて、下り。実はこれが難しい。今いる位置より下に体を下ろさなければならず、大腿筋に負担がかかり続けます。加えてバランスを崩しやすく、実際転倒事故や滑落事故は、下りの時に多く発生しています。特に段差の下りは、どうしても落ちる様な降り方になりがちで、それをずっと繰り返すと、膝の痛みや故障につながりかねません。

 下りもバランスハイキングが理想です。この場合はまず軸足となる後ろ足をかがめて前足を出したい所ですが、なかなか難しい。特にももの筋肉が強くない初心者にはつらいところ。そこで登場するアイテムがストックです。大きい段差で先にストックを突いてから降りれば、膝の負担をかなり軽減できるなど、バランスハイキングの手助けになってくれます。ストックは使い方が難しいとか、岩場では邪魔になるとか、賛否両論あるのも事実ですが、まだ山慣れていない初心者は、積極的に使って損はないと思います。

 いずれにしても、少しでも疲れにくい降り方をしたいなら、落ちるような降り方は避けるべき。バランスハイキングの原則にのっとり、小股で、走らない事も大事です。しかし、ここでもまた出てくるのが、「経験者」に連れていってもらった人からの文句?です。曰く、下りで先頭がどんどん走り降りて行くので、自分も走らなければならず、下山後ももや膝が痛くなってしまったという話は本当によく聞きます。

 雷雲がゴロゴロ言いながら近づいて来たとか、次のバスに間に合えば、バス停で2時間待たずに済むとか、まっとうな理由があれば自分だって急ぎます。しかし、下りは引力に従うので足が早く出る→下りは走るのが普通になる。という連鎖で、少なく無い人が、どんな場合でも、例え初心者を連れていても、何も考えずに走り降りてしまうのも事実です。

 もも:大腿筋の筋肉痛なら、回復する時より強い筋肉に超回復するのでまだ良いですが、膝の痛みは故障の元です。初心者がいてもお構いなしに走り降りる「経験者」は、自分の膝が山に慣れていても、初心者はそうとは限らないとは考えないのでしょうか?他人を連れて行く場合は、自分以外のメンバーの体力や経験を考慮しなくてはなりません。

 下りに走る事に関しては様々な意見もあるので、これはあくまで雷鳥個人の考えですが、自分は下りは走りません。むしろ下りこそ的確なスピードで、的確な時間で休憩を取るべきであると考えます。それこそが、長く登山を続ける秘訣だと思うのです。


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by kamoblog | 2017-10-22 02:18 | カモな日々 | Trackback | Comments(0)
雷鳥日記4〜バランスハイキング〜

 雷鳥@会長です。

 秋山シーズンも半ばにさしかかりました。我々カモの会も、来期の新人募集の予定を発表しています。新入会員と言っても、ホントの初心者から数年やってる人まで様々な人が入ってきます。中にはカモで登山を始めようという初心者も少なくなく、そういった人と新歓ハイクなどに行くと、結構な割合で登山に対する不安を聞く事が多く、その不安を払拭する事が、ある意味新歓ハイクの役割の一つとも言えます。

 今回からしばらく、そういった新人さんに話している事を書いていこうと思います。

 初心者の内の何人かからは、必ずと言って良いほど「疲れない歩き方はありますか?」と聞かれます。いやそんなもんありません。上り坂を登るのだから、空身でも疲れます。ただ、「少しでも疲れにくい」歩き方なら無くも無い。というお話。

 人は街中では、後ろ足で地面を蹴って前に出る方法で歩いています。でも登山道で同じ歩き方をすると、とても疲れます。なぜなら登山道は基本不整地。道路の様に舗装されている訳では無く、岩や木の根が露出した凸凹道です。そこを街中の様にどんどん足を前に出して歩いたら、下ろした足が凸凹の上に乗ってしまいます。すると足が無意識の内にバランスを取ろうと筋力を使う事になり、それを何百回何千回と繰り返したら、当然疲れてしまうのです。そもそも地面を蹴る事自体が力の無駄遣い。なので、余計な筋力を使わない歩き方をすれば良いという訳。

 代表的な技術が、登山教室などでよく教えている「静加重・静移動」です。前に出した足に自分の重心を移動すると(静加重)後ろ足が自由になるので、そのまま前に足を押し出します(静移動)。それを繰り返して行けば、地面を蹴らずに前に移動できるのです。

 自分はそれに加えて、「軸足で立つ」事を強調しています。元々軸足で立つという要素は、静加重・静移動に含まれているのですが、初心者が少しでも理解しやすい様に個別に抽出し、その3つを合わせて「バランスハイキング」と(勝手に)呼んでいます。

 ではなぜその歩き方が疲れにくいのかというと、「足の置き場所を選べる」からです。登山道は凸凹といっても、平らな場所もあります。静荷重で前足に重心を移動し、静移動で後ろ足を前に出すときに、軸足となる前足に立てる位バランスが取れていれば、地面の少しでも平らな所を選んで足を下ろせます。そうすれば、凸凹の上に足を乗せた時よりも足の筋肉は使われないので、それを繰り返せば、疲れにくさに違いは現れるのです。

 静加重・静移動・軸足で立つ。この3つの要素をきちんと実践する為には、まず歩幅を小さくして歩く事、そしてゆっくり歩く事、です。大股だったり走るように前に進んでいる状態では、軸足にしっかり立つ事は難しく、足の置き場を選ぶ間もなく足が「落ちて」しまい、凸凹の上に…となります。「置く」と「落ちる」、この差は大きいのです。

 ここでもう一つ初心者、特に女性から、登山をやってる知り合いにハイキングに連れて行ってもらったけど、相手がどんどん進んでいくから付いていくのがやっとでとても疲れた。自分は山に向いてないのだろうか、などという相談を受ける事があります。

 確かに登山をするには、普通の人よりも体力はあった方が良いですが、上記の場合、トップを歩く人が初心者の体力や歩幅を考慮していないパターンも結構あります。

 トップを歩く男性が早足だと、付いていく女性はとても大変です。まず自然と早足になる事自体が疲労要素になり、更にバランスハイキングもできないというダブルパンチになってしまい、これでは疲れるのも当然です。

 こんな時は、遠慮せずにもう少しゆっくり歩いて欲しいと言うべきです。何らかの理由があって急いでいるなら仕方ないですが、特に急ぐ理由も無いのなら、疲れにくいペースを要求する権利はあります。連れていってもらっている立場だからと我慢しなければならない登山なんて楽しくないでしょ。それに、そうやって余分に体力を使わされると、もし非常事態になった場合、命の危険にも繋がりかねません。

 更にもう一つ、ゆっくり歩いてもらっている筈なのに、女性が早足になってしまう場合は、男性の歩幅が大きすぎる可能性があります。なので、トップの人が早足だったら、ゆっくり歩いてもらうことと、歩幅を小さくしてもらうことの両方を伝えると良いでしょう。そうすれば、バランスハイキングも上手く出来て、少しでも疲れにくく登山を楽しめると思うのです。



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by kamoblog | 2017-10-04 02:13 | カモな日々 | Trackback | Comments(0)
雷鳥日記3〜山岳会の形〜

 雷鳥@会長です。遊んでたら日が経ってしまいました( ̄▽ ̄)

 9月に入り、日も短くなりましたが、会員は皆変わらず山三昧です。4月に入会した新人も、同期メンバー同士で山に行く様にもなりました。

 同期山行は、連れて行ってもらう山行とはひと味違う刺激があるもの。それもまた、山の印象深い想い出になる事でしょう。しかし、登山のスキルをより高める為には、やはり先輩と、そして後輩と登山をする事が有益であると思います。

 今年の新人も、来年には2年目会員になり、後輩が入会してきます。先輩と後輩に挟まれた2年目会員としての山行は、連れて行ってもらう一方で、新人を連れて行くという、ある種不思議な立場です。先輩に相変わらず教えてもらいながらも、後輩に自分が教えてもらった事を伝える。実はその繰り返しが、山岳会を形作っていると言っても過言ではありません。

 30年くらい前までの、ヒマラヤなど未踏峰の征服が主な活動だった山岳会では、遠征に大勢のドレ…じゃない荷上げスタッフが必要でした。そこで、新人に登山技術を教える対価として、遠征での荷上げスタッフになってもらう、そういったギブアンドテイクが成立していたのだそうです。

 しかしながら現代では、少人数でスピーディーに登頂するアルパインスタイルが主流となり、山岳会での、技術を教えて荷上げしてもらうというギブアンドテイクはすっかり下火になってしまいました。

 ではカモの会の場合、新人に登山技術を教えた対価は何かというと、主に会の運営や山行の手伝いです。特に新人を連れて行く山行に、2年目の会員が手伝いで参加してくれる事は、リーダーにとっても、新人にとっても、そして2年目会員自身にとっても有益なのです。

 ある事柄をしっかり理解する為に有効な方法の一つに、人に教えるという事があります。「教える」がおこがましいと感じるなら、教えてもらった事を伝える。でも良い。

 登山技術の様な体験型の技術は、教えてもらっただけでは曖昧なままです。イメージ的に、なんとなく、こんな感じ?みたいな。しかし、それを他人に教える場合、自分の言葉で伝えなくてはなりません。その為には、曖昧だった部分を整理して明確にする必要があり、そのプロセスこそが、より技術への理解を深める事になると思うのです。

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by kamoblog | 2017-09-06 04:17 | カモな日々 | Trackback | Comments(0)
特段なんという事もありませんが…

こんにちは、ninoude333です。
昨夜はカモの会の運営会に出席してきました。
諸先輩方により、冬の雪訓の話などがもう練られていて、あー1年てあっと言う間!と
しみじみ思いつつ、昨年冬の失態の数々を思い出してコッソリと凹んだりしていました。
多少は成長できているのかしら…。


うーん… (-"-;) ??


……さて、先々週は、神奈川県連救助隊主催の「沢徒渉講習会」に参加させていただき、酒匂川で徒渉訓練をしてきました。
240㎝スリングでのチェストハーネス作りに戸惑ったり、単独や、ストックを利用しての徒渉、2~3人で横列・相対スクラムでの徒渉など、色々な形を試し、救助隊の皆さんが張って下さったロープを頼りに、流れの緩急の差、脛から腰の深さ、色んな条件の所を歩いて訓練させていただきました。ほんの少し、徒渉慣れできたような、そんな気持ちになれました。

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先週はというと、昨年雨で中止になり歩けなかった黒戸尾根と、昭和初期の地図で見てからずっと気になっていた八丁尾根(当時に比べて小屋は随分減ったのですね)を歩いて来る事ができました。疲れたけれども充実した2日間でした。


秋も引き続き、元気に歩き&登りたいです。
(そして、あわよくば痩せたい!)




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by kamoblog | 2017-09-05 12:33 | カモな日々 | Trackback | Comments(0)
モリモリと縦走!
こんにちは、ninoude333です。
久々の日記、ダラダラと行きます!
今年の春から初夏にかけては、何を血迷ったか、高い所怖い~~!と叫びながら岩トレに励んでおりました。「怖く無い!楽しい!楽しいと言っている内に楽しくなる!」と言われ続けて3ヶ月。…やっぱり怖いままでした。
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そんな、イワイワした反動で、初夏から現在にかけては、やたらめったら縦走の予定を入れてしまい、毎週の様に山登りに勤しんでおります。家事も自治会活動も疎かにし、時には仕事中に「…ハッ(寝てた!?)」となったりしつつも、全くもって楽しい日々を過ごしております。

まぁ、不思議なことに、これだけ登り歩いているのに、1㎏も痩せないばかりか、お盆休みで田舎に帰省した際に、◯㎏も増量するという失態ぶり。昨日(8/22)久しぶりにクライミングジムに行きました所、あまりの登れ無さ&自分の重さに驚いた位です。
もうちょっと何とかなっていたはずなのに…あ、右手怪我してるからかな?等と脳内で大焦りしていましたが、単にサボって太った代償でした。引き続き頑張ります……。

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で、どんな縦走していたかというと、白馬三山から不帰を通って唐松岳に抜けたり、



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茶臼岳拠点に上河内岳、光岳(写真は光石独占中)を歩いてみたり、


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飯豊連峰でまさかのドボンしてみたり…(今週末はこのドボンを反省して、徒渉訓練に参加してきます!)


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燕岳でのんびり昼寝をしたりケーキセットを食べてきたり…



……ケーキセット…?痩せないと言いつつケーキセット…??
 
今週末以降は、少々ストイックめな?きつめな縦走予定が2,3件入っているので、お盆休み太りを早々に解消して、動ける体作りに勤しみたいと思います。秋には岩々しい週末をともにしたメンバーと、岩リベンジなどの予定もあるので、本当に痩せないと…!!
というわけで、次に書き込む際にはせめて◯㎏減らした私で書き込みたいものです。
では!!



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by kamoblog | 2017-08-23 13:34 | カモな日々
雷鳥日記2〜巡る季節を通じて〜
 雷鳥です。
 夏山シーズンが始まりました。海の日連休も、お盆休みも、色々な山行企画が出ています。
初心者・初級者にとっても、夏のハイシーズンの登山は魅力的でしょう。

 カモの会に入会して1年目は、各種講習も含めて、しっかり「登山」の基本を経験していただきます。やがて2年目になると、目指す方向や好みが明確になってきて、アルパインクライミングや沢登りなど、専門性の高いジャンルに魅力を感じ、傾倒する人も出てきます。
 カモの会にはそういった希望に応えられる土台もあり、更に上部団体の神奈川労山が主催する、より高い技術や経験を得られるアルパインリーダー学校への入校も可能です。

 もちろん、専門性の高いジャンルを楽しむ人も、一般の登山の更なるレベルアップは重要です。なぜなら全ての基本は登山にあるから。
 沢登りでも、アルパインクライミングでも、山スキーでも、登山の技術や経験が土台になっています。インドアジムのスポートクライミングだって、それ自体は登山と方向性が違っても、それを自然の岩場でやろうとしたら、登山の技術が必要になります。
 つまりは、どの様なジャンルを目指すとしても、登山者としての成長が不可欠と言えるのです。
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 個人的な考えですが、
登山者としての成長には、登山そのものの積み重ねが大事だと思っています。
山はひとときとして同じではありません。違う年の同じ日に同じ山に登っても、必ず何かが違うのです。
雨の多い夏山もあれば、寒い夏山もあります。
風が強い冬山もあれば、大雪の冬山もあります。
 そして何よりも違うのはその人自身。
1年目は初心者として登り、2年目は少し経験を重ねた者として登るその目に映る物は、必ず違うはず。

 本当に登山を理解し、成長したいなら、2年、3年と、巡る季節を通じて登山をする事が、何よりも効果的なのです。


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by kamoblog | 2017-08-03 01:49 | カモな日々 | Trackback | Comments(0)